【父97歳のこと3】

2021年4月20日

4時過ぎに目が覚めて海軍の話、「海軍は海外に行っても恥ずかしくないように、入隊と同時にマナーを学ぶんだよ、自分の家は商売をしていたから家の前を通る人は皆んなお客さん、人によって態度を変えないことが身についていて楽だった、皆んな苦労してたよ」

なるほど、だから誰にでも同じ態度だったんだ..

7時すぎ、昨日焙煎した豆で珈琲を入れる

少しずつ飲んで「上手いなぁ~」良かった😆❤️

昼から、いとこや親しい人達がお見舞いに

夕方からは佐賀のいとこがLINEビデオお見舞い

少し楽そうなときに面会ができて良かった

昨日また東京から飛んで帰った長女が、おじいちゃんの部屋の絵を病室に飾ろうと..

父は絵を見て「僕のと同じのがあるよ」

(笑)「おじいちゃんのよ😆」

そんな楽しい時間もあるけど、苦しそうな時間が辛い

祈りながら背中をさする

そうだ、子ども達がまだ小さい頃、大きな温かい手で背中をさすって寝かしつけ「こうやってゆっくり背中をさすってやると寝るんだよ」と父が言ってたのを思い出し、涙が止まらなくなる

柵を自分で抜いて降りようとしたり、心電図の機械を外そうとしたり、「自転車で来た鍵はどこにある?」と繰り返したり

父がどんどんと聞き分けのない子どものようになっていく

孫が上手に取りなしているのを見ると、おぶった子におぶられる日が来るんだな.. と

何日寝れなくてもいい..

でも、苦しいのは可哀想だ😢

□お使いに出た主人と二女から送られてきた写真


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