10/7(金) 川崎市夢パーク編

川崎市夢パークは..

東京からJR東海で川崎へ JR南武線で北へ

津田山という駅から歩いて8分ぐらいの所にある

ちなみに駅にはロッカーはない(泣)

ということで、旅の荷物を抱えていざ夢パークへ!と歩いてると、ありゃ〜雨と風がキツくなってきた💦

数分歩くと、あっ!子ども夢パークって描いてる❣️

え?門が開いてない?良く見ると「あと15m」の看板が.. 親切(笑)

『子ども夢パーク』のwelcome門をくぐって進むと受付が見えて、その手前の机の紙に何者かを書いて受付へ

中に入ると.. あぁ映画で観た光景!雨でさらにグチャグチになった庭に、板でつくった小屋や遊具、プールが点々とある

さすがに誰も遊んでないなぁ

建物を奥に行き、「えん」の看板がかかってるドアをノックし開けると、西野さんが出迎えて下さった

無理を聞いて下さって、忙しい合間に時間もとって下さって..

申しわけない気持ちと、有り難い気持ちでいっぱいになる

あちらこちらに向いた靴の中に靴を脱ぎ(笑) 、あらゆる荷物で囲まれた横長い部屋に入る

部屋では子ども達と大人が思い思いに遊んだり、何かをしている

人参を刻む子、ゲームをしている子、大人と将棋をする子..

うちと同じ感じ?子どもが料理しているのが違うぐらいかな

映画で見た長机に座って、西野さんにいくつか質問

自分達に足りないことを聞きたかったけど、このやり方で良かったんだと安心する

一人の男の子がiPadをもって話しかけてきた

「関西から来たんだよ!西宮ってわかる?甲子園球場って知ってる?」

「知らない」

知らないんだ.. 甲子園球場を知らなかったらもう手がない(笑)

でも電車が好きらしく、阪急電車は知っていた

「えんじ色でね..」と言うと

「あずき色」と冷静に訂正される(笑)

「そうそう、大阪と神戸の間を3つの電車が通ってる」と、自分の知ってる電車の知識の全てを披露

ゲームしながら相手をしてくれる

子ども達、お客さんに慣れてるらしい、なるほど..

iPadで動画見ながらパソコンでマイクラをする子がいた、「すごいね~天才」 

そんなこんなしてるうちにご飯の用意がはじまった

スタッフさんが、テーブルの間に、ビニールの手作りの吊りパーテーションを下ろす

一つうまく降りなくて悪戦苦闘してたけど、一人のスタッフさんが現れ見事に解決!

一人の女の子が手早くテーブルを拭いていく

しばらく電車の男の子と話してたけど、「また後で話そうね」と約束してご飯をもらう列へ行ったので

さぁ私もちょっと出てるかな.. と外に出ると、映画で出てきた木の工作を教えていたおじさんのテリトリーが見えた

スタッフさんが、木の手作りの風よけができてる話をおじさんにしてて、やっぱり急に寒くなったんだ.. と実感

少し会話に入れてもらってるうちに、おじさんのテリトリーの中へ入れてもらう

木のテーブルに椅子、スタッフさんや子ども達、好きに入って話をしている

いいなぁ〜こんなの大好き❤

「ここで修行中」と言うおじさんは、実は日本の南の端の島で生まれ育ったらしく、まだパスポートがある時代に本土にわたったらしい

私の両親が佐賀だと話すと、隣の某市から研修で来ていた先生が「僕も実は佐賀にいた」とビックリしていた

ご縁ですね~なんかうれしい❤️

高校を卒業して就職、3カ月で病んで仕事を辞めた19歳の男の子がコンサートに行った話をしてくれる

おじさんは「ムダなことに」と一喝

これは、人間関係ができてないとできない会話(笑)

おじさんは、木を削っていた手を止めてお弁当を食べながら、皆さんはそれを囲うように色んな話をしていて

そこにたまに小学生の子ども達が現れたり

スタッフさんが、汁椀とお箸とインスタントの味噌汁を持って来て下さって、一緒にいただく

体も心も温まる..

何だろ、佐賀の田舎で皆んなでワイワイするあの感じを思い出す

人と人とのコミュニティって、こんな感じだったよね

しばらく話をして、ごはんが終わって落ち着いたであろう部屋に戻る

電車の子は、さっき別の子が使ってたパソコンでゲームをしている

何か宇宙人のゲームらしい、投票?とかまったくわからない、まぁわかるものは少ないんだけど..(笑)

しばらくすると、前に使ってた子が「変わってよ~」と訴える、そんな小さないざこざしてる2人の横で、動画を観てる小さな女の子がいる

そこに大きなおばさんがデンと座ってる感じ?www..

それぞれの画面を覗いてると、たまに解説をしてくれる

そこにスタッフさんが声をかけてきた

誰だろう?という感じですよね、そりゃそうだ

簡単に自己紹介

モグさんと呼ばれるそのスタッフさんは、私がまったくわからないマイクラを、かなりのレベルでこなしている強者だった

子どもにねだられて自分のゲームの中を見せる、説明する、子どもの歓喜の声(笑)

まったく違う世界に来たように、わからなかった😅

このスキルは強みだよな~(尊敬の目)

さぁそろそろ時間です

「帰るね」と電車の子に伝えると

両手をとって「今度いつ来る?」(私泣きそ~)

「遠いから直ぐは来れないけど、また来るね」と約束

そのとき、はじめて名前を聞く

「Tちゃん」 夢パでできたお友達❣️

スタッフさんが見送って下さって、少し話しながら夢パをあとにする

こんなご時世に、子ども達と過ごす時間をくださる

そんな大らかさ

雑然とした中にある自由

ある物を使って何とかする手づくり感

大人の個性と温かさ

そしてやっぱり何より子どもが可愛い❤️

そんな夢パだった

居心地が良い場所には帰りたくなる

いつもは迎える側だけど、子ども達の気持ちがわかった気がする

近かったら入り浸ってたでしょう(笑) すみませんまたお邪魔させて下さい😌

仲間がいて、自分を大事に思ってくれる色んな個性の大人がいて、自分がありのままで楽しめる

やはり、私たち大人は、そんな場所をつくらなければならないと強く思った

これ↓ 行きに見つけられなかった看板 (笑)

参考資料

■川崎市子ども夢パーク

https://www.yumepark.net/

■川崎市子どもの権利に関する条例

https://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000004891.html


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