⑶3年前の母の看取りを振り返る

【H27(2015)年4月7日】
『人として、どんな最後を迎えさせてあげられるか?』
どうすれば良いか?
朝からバタバタしながら考えてます。
でもヒョイっと回線が繋がると、涙が溢れてきます。

きっとこんなことを繰り返しながら、時間が進んで行くのかな…
出来るだけ痛みや苦しみがない方法を、心地よく過ごせる方法を見つけていきたいと思います。

この前の通院の時から、半分夢を見るように「ありがとう、ごめんなさい、すいません」をつぶやき続ける母。

昨日は熱があって、痛いしだるいのに、診察を待ってる間も「お世話かけてごめんなさいね、ありがとうございます」「シアワセ、シアワセ..」と寝言のように呟いてました。

そんな言葉を聞くと、微笑ましい言葉に笑えたり、終わりが近づいているようで寂しくもあったり。

でも、病室での、理解できないままのたくさんの注射の針は、そんな母を厳しい顔に変えていきました。

急性期の病棟で、余裕のない看護師さんの切羽詰まったような対応は、正直見てて辛い。
考えさせられることも多かったです。

歳をとり時期がくれば、死ぬことは悪いことではない。最低限の医療と、優しい介護が必要だと思います。
少しずつ覚悟を固めていきながら、頑張ろう ^_^

写真は、昨日病院に向かう時の母。
運転してくれてた特養の職員さんが、桜の木を見つけるたびに「ほら◯◯さん、さくら!さくら!」と、母に桜を見せてくれようとしてくれました。
ありがたくて、ありがたくて、涙がでました m(_ _)m

(病院に向かう車の中、桜を見たね)


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