(33)3年前の母の看取りを振り返る

「セデーション」

もう、この頃は人様に写真はお見せできなくなっています。
意識はありません。
ドラマでは、普通の顔で最後息が止まりますが本当は違います。
顔も呼吸も変わり、見ていて辛いもんです。
本人は意識がないから大丈夫なんですが、そうなると知らない家族は見ているの辛いです。

この時の私の覚悟は…
トイレや、交代で寝た時に逝ってしまったら、その時を母が選んだと思うことにしてました。
そのタイミングに側にいる難しさを、たくさんの方の旅立ちを側に聞いていて知ってましたから…

その人が側にいたら、心配で旅立てない… ってあると思うのです。
一人の時が心置きなく旅立てる人もいるでしょうし、それぞれだと… ^_^

 

【H27(2015)年4月24日】

今、主人と父も病院に来ました。今晩、私の東京と京都の娘も集結します。

母には今、一番強い痛み止めが調整しながら自動で入ってます。

ときおり無呼吸になりながら、二女が来てから、たまに少し笑った表情になります。

始めは私と二女も泣きながら体をさすってましたが、母の表情を見て気持ちが楽になりました。

笑い話なんか枕元ですると、「あんたら、何ゆってんの」みたいな顔つきに ^_^

子どもや孫思いの母らしいです。

今日は先生が朝、一緒に頑張りましょうと握手をしてねぎらって下さいました。

看護師さんと、話をしながら、相談しながら、母が出来るだけ気持ち良く旅立てるように、進めていきます。

皆さん、ご心配ありがとうございます 

m(_ _)m

気持ち良い春の日、母と一緒にいる時間を一秒でも大切にしたいと思います。

またホスピスについて、落ち着いたら報告します。

皆さんのお気持ちに感謝 m(_ _)m


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