(38)3年前の母の看取りを振り返る
今、父の実家を守ってくれていた叔母の告別式に向かっています。
まさか、3年前の母の告別式と同じ日になるとは思わなかった。
3年前..
「お別れ」
昨日、告別式も初七日も無事終了しました。
小さい頃、母とお風呂屋さんから帰るとき、駄々をこねておんぶしてもらいました。寒い夜、綺麗な月に傘がかかってました。
私はお腹が弱くて、母はいつも温かい手でお腹をさすってくれました。
その温かい背中も、腕も手も、全部なくなってしまうのだと…
病院で意識が無くなった母の身体をさするとき、お棺を閉めるとき、焼場で暗い部屋に入れられてしまうのを見届けるとき、たまらなくなりました。
心の大きな穴は、簡単にはうまりそうにはないけど、時を待つしかないのだろうと思います。
母の顔は、写真で撮りたくなるほど綺麗で、寝ているようでした。でも写真は撮れないので、絵を描きました。
決めた時は知りませんでした。骨壷をテッセンの模様にして、外に出ると、テッセンが満開でした。
最後に、お花と思い出のものでいっぱいに..
春に旅立てて良かった ^_^



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